2019年 04月 05日
渓流ベイトフィネス×バンブーロッド |
鱒幸さん、ルアーロッドはやらないんですか?
という問い合わせを時々いただきます。
元々ルアーに熱中していた事もありましたし、興味はあるんですが・・・
で、ついにポチッてしまいました。
子供の頃憧れだったAbuアンバサダー
(断捨離はどうした~)
今手にしてみると、意外と軽くて小さいなー。
これなら渓流にも似合いそう。
ベイトフィネスロッドはどうですか、と言われて色々調べてみて、そのシステムに俄然興味が湧いてきたんです。
僕がルアーを始めた時もベイトリールでした。
当時はルアー用のリールで左利きの僕が使える右ハンドルのリールってベイトリールしか見当たらなかった。バスを釣るのにぴったりでかっこよかったしね♪
だけど、ベイトリールを渓流で使うなんて、昔は考えられなかった。軽いルアーを投げられないんだもん。
しかし、リールは進化していたのです。なんと今のベイトリールは1gのルアーを投げられるようになっていたのです。
そうなると、手返しの良さやアキュラシー能力といったベイトリールの良さが着目されるようになりました。
「アンバサダーみたいな骨董品じゃ意味無いべさ」。
「フフフ、三平くん、今は高性能なチューンナップパーツがあるんだよ」
「オールドタックルだって現代のテクノロジーと俺のテクニックで補ってやれば最新モデルとだって互角に戦えるのさ」
「ク~ッ、魚神さん、しびれるなや~!」
という訳で?オールドファンだけでなく若い人にも、アンバサダーやカーディナル、ミッチェル、なんて昔のリールはいまだに人気があるんである。
それはつまり当時の道具は、基本性能が優れており、何よりデザインの良さやオーラをまとっている、ということではあるまいか。
バンブーにはトラディショナルなリールを付けないとサマにならないだろうしねー。
特に自然の中に分けいって行く渓流トラウトフィッシングには、今風のトンがったデザインの道具は似合わないのである。
ルアー界ではフィネスが流行っているようだが、そもそもフライフィッシングというのはフィネスな釣りだと思う。道具は軽く、シンプルで、魚とのやりとりもダイレクトだ。
こんな面白い釣りは他にない。
ルアーに手を出しても、フライをやらなくなることは無いだろうなぁ。
ルアーというジャンルからフライを見てみて、また作りたい竿ややりたい釣りが出てきた。
1つは超ショートロッド。
ルアーでは4~5ftという竿の長さが普通だ。
フライロッドももっと思いっきり短くしてみたら、軽快で、テクニカルで、自由で、愉しいんじゃないか?
1つはもっとフィネスな釣り。
超繊細なロッドやラインシステムで釣ったらいっそう面白そうだ。
1つはルアーのように沈めて誘う釣り。
つまりウエットフライ。
ルアーに大きな魚が掛かりやすいのは底を釣れるからだろう。ドライ一辺倒のスタイルを見直して、釣りの幅を拡げたい。
さぁー、がんばろう。
こちらにもアクセスを
↓
by troutriver
| 2019-04-05 01:23
| 道具のこと