2018年 02月 19日
御神渡り(おみわたり)調査隊、西へ。 |
私が御神渡りというものを知ったのは、かれこれ四十数年前・・・(歳がばれますな)
MAT秘密基地のカタパルトでスタンバイ中のスーパーあずさ1号機に搭乗。 諏訪湖周辺ではマントルの異常な動きが検知された。 現地諜報(釣法?)員のいわなたろう氏がリムジンで迎えに来るというはなしだったが・・・ 戦闘力を重視してMATの特殊車両に変更されたようである。
続いて手長神社へ。 次に諏訪湖を一望できる立石公園から湖を観測する。 ここはデートスポットなので、単独行動は危険だそうである(笑)
いよいよ湖岸へ向かう。
調査の結果、彼らははくちょう座からやって来たすわん星人と判明した。
午後は神様の上陸地点へと調査に向かった。 我々は遊びではない。寒くても地球の平和のために調査を続けなければ。
異常現象の調査も十分行ったので、その後は食文化調査の続きとして酒蔵をハシゴしてたっぷり試飲♪ 夕方、街の中の温泉で冷えた体を温める。く~~たまらん ♪
次の竿の制作開始。 土曜に入間川で試投会。 お越しいただいたKさん、じっくりキャストフィールを比較した結果、さらに柔らかな仕上がりにということで専用のテーパーで作ることにしました。楽しい竿ができそうです♪ 日曜は節削り。
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帰ってきたウルトラマンの一話にこの不思議な現象が実は宇宙人に操られた神様の仕業だったというストーリーがあった(もう記憶あいまい・・・)
最近の地球温暖化のせいでどこの湖も昔ほど凍らなくなって、諏訪湖でもめったに見られない現象だが、今年は強い寒波のおかげか5年ぶりで、しかも大きな氷のせり上がりが起こったらしい。あるいは宇宙人がひそかに再来していた可能性もある。
信州のいわなたろう氏からニュースが届くようになり、ならば我々<関東不可思議現象調査隊埼玉支部>としてもこの超常現象を現地調査して解明せねばなるまいと急遽、ミィ隊員と共に数々の謎を秘めた諏訪地方へと向かったのであった。
こないだの大雪の時は路面がツルツルに凍って、何度もイナバウアーを披露する羽目になったのを思い出し、出発前夜あわててブーツに細工。これだけ超合金スパイクを打ち込んでおけば安心だ。人生長く生きていると何事も用心深くなるのである。
発進してすぐに泡の出るエナジードリンクを摂る。目的地到着まで2分14秒、それまでに戦闘準備を整えておかなければならない。
そのためか、そこらじゅうから高温の地下水が湧出している。
これは只事ではない。
なお、乗車の際は「アラヨイテコショ!」と掛け声を発しながらという決まりになっている。「ラジャー」 しかし足が上がらず悪戦苦闘するミィ隊員。
まず御神渡りを判定し神事を司る、八釼神社へ向かう。
変だ。境内に人気がない。宇宙人が潜伏している可能性があるので注意しなければ。
ここでも手水舎の水が温泉水だ。
由緒書によるとお神渡りは諏訪七不思議の一つだとある。他の6つは何かといわなたろう氏に尋ねたが、知らないとの答えだった。
一昨年ここの御柱里曳きを調査したので遅くなったがお礼参りである。
大変だ。ここの手水舎も温水になっている。
映画『君の名は』でここのシーンが登場して見に来る人も増えたらしい。
お神渡りの白いスジがよく見える。
言い伝えでは、諏訪大社上社の男神が下社の女神の元へ通った跡だということになっている。チャンスがあれば、お神渡りができる時の氷が鳴る音を聴いてみたいものだ。
なお今回は日中だったためか、UFOは目撃できなかった。
次に向かったのは高島城。
かつては諏訪の浮城とも呼ばれ、大亀の背中に載っていてあちこち動くから難攻不落だったという伝説があるそうだ。さては七不思議の一つか?
あるいは亀というのはUFOで、ここは宇宙人の基地なのかもしれない。受付のお姉ちゃんがやけに愛想がいいのも怪しい。くれぐれも油断してはいけない。
昔は城内に温泉が引かれていたそうで、さすが諏訪である。
「諏訪湖は所々湖底から温泉やガスが湧いていて氷に穴があります。釜穴と呼ばれているそうです」
「うっかり乗ると氷が割れて落ちる危険があります」
「みんな気をつけろ」
「ラジャー」
ここでついに我々は宇宙人が乗ってきたと思われる不審な宇宙船が不時着しているのを発見した。乗員はすでにどこかへ潜伏したらしく、姿は無かった。
我々は湖岸を移動し、神様が降りた所へ向かった。
埼玉支部の隊員は初めて目にする光景である。
これは地球上の科学では説明のつかない現象である。
神様の体重は相当重いらしい。しかも酔っぱらっているらしく、千鳥足であった。
氷の厚さから計算すると、神様の身長は50m、重量75tと推定される。
ここで昼食時間になったので、我々はいったん諏訪湖を離れ、諏訪地方の食文化の調査に向かった。
目的地は天竜川河畔にあるうなぎ屋観光荘。
昔は目の前のやなで獲れたうなぎを調理していたそうで、蒸さずに焼いているのが特徴。
固いのかと思ったら、ぜんぜんそんなことは無くて、中はふっくら、外は香ばしく、備長炭を使い甘口の濃いタレでしっかり焼き上げている。素朴な感じだがとても美味しい蒲焼だった ♪
わさびとおろしの入ったタレも用意されていて、そちらも美味しく、途中で味の変化を楽しめる。
風が冷たい!
しかし5年ぶりということで寒い中大勢の観光客が見物に訪れていた。
諏訪大社下社春宮へ。
ひとくちに諏訪大社と言っても4つもあるのである。
雪が降り始めたと思ったらあっという間に白く積もってきた。
凍死しそうなのでやむをえず近くの御柱館よいさへ退避した。
ここはもう3度も来ているが・・・楽しい。
解説員さんも暇そうで、地元のいわな氏でも知らないような事まで含めて付きっきりで説明してくれたので、ちょっとした御柱通になれたかも。
ここへ来たらもちろん、VR技術を駆使した木落し体験絶叫アトラクションも必ずやるべきだろう。
いつのまにか雪も止んだので、秋宮へ。
ここの手水舎ももちろん・・・温泉である。
熱源は怪獣の体内にあるようだ。
軒数が多くて回りきれないので、残りは次回のお楽しみとする。
寒い時はやっぱり温泉最高 ♪
我々が入ったのは諏訪ではそこだけという硫黄泉。諏訪は泉源が豊富で泉質も様々らしい。
風呂の後は駅前の「居酒屋ほたる」へ。
ワカサギ天ぷらや馬刺し、信州みそを使ったものなどなど。〆は蕎麦で。
どれも旨かったなあ。
使命感に燃えた我々は、満腹になるまで調査を続けた。
その後最終のすーぱーあずさ36号で爆睡のまま帰還。
たいへん面白く中身の濃い一日であった。
丸一日案内してくださったいわなたろうさんに感謝感謝です。
ありがとうございましたm(_ _)m
ロッドビルディングの進捗状況・・・
Kさんの6ft『山刀』とOさんの7ft『黄色熊』が完成。
7ftの中身は『花鳥風月』バージョン5だが、ますます熟成が進んでいいアクションになってきたと思う(自画自賛・・・)
真竹は太いので32分割に小割。
パリッとした古竹で軽くていいティップが作れると思うが、傷が多い。
ここから12本選別。基本的には並びが連続した6本というのも条件である。
そして曲りが少なく傷が無く、、、
決ったら節を4cmずつずらして規定の長さに裁断。
コイがいっぱいいた。ルースニングなら釣れるかも。コカゲロウがハッチして春の気配です。
帰りに車に乗ったとたん、突風が吹き始め、その後翌日まで強風が続きました。前線が通過したようです。午前にやっておいてよかった。
細く割った竹(スプリット)を▲断面に削る前に、節部分をフラットにします。
時間短縮したいと思ってドリル+切削ピットを試したりしてますが、どうもきれいに仕上がらない。結局棒ヤスリで丁寧にゴリゴリ削る方がいいようです。ちょっと油断するとザックリ深い傷を付けるので気を抜けませんが・・・暖かい室内でやれるという点でも棒ヤスリに軍配が上がります。
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by troutriver
| 2018-02-19 16:29
| 旅