2017年 11月 04日
熊野古道の旅 その1・熊野三山 |
山の仲間と世界遺産・熊野へ。
次は熊野速玉大社へ。
熊野那智大社へ。
神社にしては何となくお寺っぽいと思いませんか? 熊野の神様の使いとして神話に登場する八咫烏(やたがらす)も本殿脇に祭られています。 日本サッカー協会のシンボルマークでも有名ですね。 女子は占い系が好きですね(^^) ここでは隣にお寺が並んでいます。
現代世界の、宗教や民族による対立紛争を考えると、不思議な融和です。
もうすでに足が痛いです・・・ 日本三大名瀑・那智の滝。
次は熊野本宮大社へ。
今はこちら。 神を父 仏を母に いただきて・・・ふむふむ スサノオ、イザナギ、イザナミ、アマテラス、やおよろずの神、が祀ってあり、その順で参拝することになっている。
すぐそばの源泉、湯筒では卵や野菜を茹でられる。 この温泉地、宿泊客は外国人旅行者の方が多かった。
その2へつづく。
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10/31深夜の高速道路を西へひた走り、明け方到着。
まず、神倉神社へ。
ここは熊野の神々が最初に降り立った所とされており、神話の時代から伝承が伝わる。
100m以上ある断崖絶壁に囲まれた岩山の上の本殿へ。
源頼朝が寄進した超急傾斜の石段を登る。
落ちたら絶対死ぬ・・・三点確保で行かないと怖いです。
熊野三山の一つ。
熊野信仰は神道、修験道、仏教が混然一体となって神仏習合を成している。
熊野へ来ると、日本の宗教の有り様が理解できる。
いいものを見つけました♪
昔から参拝者が歩いてきた古道を登り・・・
熊野三山の他の2社では明治の神仏分離令により仏堂が廃されたが、那智では観音堂が残され、やがて青岸渡寺として復興したそうです。
ミィさんが拝んでいるのは魚霊供養塔。
寛容の精神・柔軟な価値観・多様性の尊重・・・今こそ大事にしたいそんな言葉が頭に浮かびました。
古代日本で仏は神の一つとして取り込まれ、仏教の方も勢力拡大のため、神道を巧みに利用してきたようです。
本来は滝そのものがご神体だったようです。
日本では八百万の神と言って、自然にある諸々の物が神でした。
この感覚は自分もよく理解できます。
渓流で釣りをしていると、特定の場やモノ、滝や岩などに神秘的なエネルギー、『気』のようなものを感じる事がありますよね。
修験道ではこの滝は修行の場でした。熊野信仰、熊野参拝は修験者たちが全国に広めました。
日本一の大鳥居。
ここは神様が降りてきたパワースポットで、かつて本宮があった場所。
明治22年の大洪水で社殿が流されたため、高い場所へ移された。
この日の宿泊は湯の峰温泉。
一山越えると熊野本宮という位置にある。参拝前に湯垢離して禊をする所だった。
世界最古の共同浴場にして唯一世界遺産に指定された温泉、壺湯が宿の目の前だった。
ゆで卵ウマイ♪
ちょっとした国際交流もあり・・・
食事はふつうかな。
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by troutriver
| 2017-11-04 22:32
| 旅