2017年 11月 10日
熊野古道の旅 その2・熊野古道と大台ケ原 |
最近ひかり回線が調子悪いなあと思っていたら、今週はまったくネットに接続不能に。
古道はほとんど尾根道で眺め良し。 杉林の中も多い。 花粉症の人は春はやめた方がいいですよ。 水呑王子。 それでもたいてい長寿の水とか若返りの泉とか書いてあるから、飲まずにはいられましぇん(笑) 紀州だけに、どこの無人販売所にもミカンや梅干しが。 伏拝王子で一服。当然、昔からお茶は自給自足なんでしょうね。 関所跡。 いつの時代も、お上は何だかんだと云っちゃあ上前を撥ねるんだねえ。 参拝者はしっかり通行税を取られたそうです。 道しるべがいい味出してる・・・
なーんてちょっと写真撮ってると、
待って下さあああい ゴールすぐ手前に祓殿王子。ここで穢れをお祓いしてから大社にお参りしたんでしょう。 大社でいいものみっけ♪ ツレツレ丸に装着! 八咫烏の導きで尺モノポイントへ行けるんじゃないかと・・・ さて、お土産を買ったら約2時間の大移動。どう見ても林道にしか見えない、山奥のクネクネの狭い「国道」をひた走り、 日本百名山になっている大台ケ原山へ。
山頂に着いたらもう16:00近かった。 向こうの稜線は吉野から熊野へ修験者が歩く「奥駆路」。明日登る大峯山である。
熊野灘が一望。 ここは国内最多の降雨量を誇り、かつては鬱蒼とした森林だったそうだが、伊勢湾台風の時だかに樹木が全部倒れてしまい、こんな風景になってしまったそうだ。 同行のTちゃんがぜひ見に行きたいという絶景ポイント目指して急ぐ。 大蛇嵓(だいじゃぐら)という、岩尾根が突き出した断崖の先端。スリルも満点だが、素晴らしい眺めだった。 夕日が山の端に隠れるまで見入ってしまった。 ということは・・・当然帰り道は真っ暗。 秋の陽はつるべ落としとはよく言ったものだ。 あっというまに暗くなる。 森林帯に入るとなおさら暗い。 ヘッドランプの明りを頼りに下山した。 「ヘッ電」は山でも釣りでも必携品ですね。
山荘の夕食は、アマゴの塩焼きに猪焼肉♪ ぽちっとお願いします(^^) ↓
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機器の交換でようやく復帰。やれやれ。
前回の続きです。
旅行二日目、11/1
AM熊野古道歩き。
熊野詣での道は四方から来ていて長く、とても全部は歩き切れない。
日程的にもじっくりやるのは無理。
ごくごく一部分、だけどおもむきと見所が詰まったオイシイ区間だけ歩くお手軽巡礼。
中辺路という高野山からのルートで熊野大社まで3時間の歩き。
バスで発心門王子という所まで行き、そこからスタート。
〇〇王子というのは巡礼路の途中、要所要所にある、祈りを捧げるチェックポイントみたいな場所のこと。
平日なのに朝イチのバスは満席。ガイジンさんもたくさん。
山の上なのにぽつぽつと家がある。
大昔から人はこんな所にもくらしていたんだなあ。
弘法大師が杖で地面を突いたら水が湧いたという、全国各地で聞かれる言い伝え(笑)
僕は梅干しを買って、舐めながら歩く。女子は頑なに拒んでおりましたが。
クエン酸が疲れを取ってくれるのだよ。
ここから大社を拝んだのだろう。
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by troutriver
| 2017-11-10 21:51
| 旅