2012年 11月 11日
真竹フライロッド制作開始!! |
今週末は家族が皆出掛けるというので、「おっ、火入れのチャンスだ」と思い、釣りに行かずに竿作りに精を出すことにしました。
僕が採用した和竿式火入は屋内で行うため、燻された竹の煙がこもって家じゅう臭い、と家族に不評なのです(トホホ)
一年前に群馬の某所にて採取した真竹。
中村羽舟師から竹の選び方を教わる前に採ったものなので、質的にはイマイチだったようですが、、、
自分で探して選別して山から採ってきた竹がロッドに生まれ変わるということが、なんとも感慨深いです。
1年間、大事に保管した甲斐あって?青味が抜けてじゅうぶん乾燥した様です。3年は寝かそうと思ったのですが、早く作りたくて待てませんでした。
中村羽舟師の真竹製「羽舟竿」に惚れ込んでしまい、桐生の工房に行く度にロッド作りの魅力や作り方を教わるうちに、じぶんでも羽舟竿のようなロッドを作りたいと思うようになり、だんだんのめり込んでしまいました(^^;)
さあ、この竹からいったい
どんなロッドができあがるのか?ワクワクドキドキします♪
竹割。ナタ1本で細い均等な竹片に割いていきます。これがけっこう難しくて、だけどおもしろい(^^)
竹片はブランクになったときに曲りが出ないよう、強度が落ちないよう、配列を考えたり、節をずらしたり、けっこう頭を悩ませます。このパズルが完成したら切り揃えて、第一段階終了。
ここまでで土曜日は終わってしまいました。
本日は留守番兼ねて火入作業。
遠赤外線で竹の芯までじんわり熱が入るよう、火鉢の炭火で炙りながら、同時に竹片の曲り癖を取って真っ直ぐに直します。これがめちゃ難しい・・・(>_<)
2ピースロッドで12本の竹片があります。竹って真っ直ぐなものというイメージがありますが、実際はぐにゃぐにゃのジグザグ状態です。ひたすら根気勝負です。
生の竹は曲げるとそのまま曲がったままになるのですが、刀の焼き入れと同じく、竹も火を入れると、曲げても元に戻る復元力というか弾力というか、反発力というか、、、そういう性質を与えられます。
トンキンケーンでは低温のオーブン加熱で使える状態になるのですが、真竹の場合、オーブンではうまくいかないようです。
ロッド2本分やったら夜になってしまいました(+_+)
本日はこれにて終了!!
僕が採用した和竿式火入は屋内で行うため、燻された竹の煙がこもって家じゅう臭い、と家族に不評なのです(トホホ)
一年前に群馬の某所にて採取した真竹。
中村羽舟師から竹の選び方を教わる前に採ったものなので、質的にはイマイチだったようですが、、、
自分で探して選別して山から採ってきた竹がロッドに生まれ変わるということが、なんとも感慨深いです。
1年間、大事に保管した甲斐あって?青味が抜けてじゅうぶん乾燥した様です。3年は寝かそうと思ったのですが、早く作りたくて待てませんでした。
中村羽舟師の真竹製「羽舟竿」に惚れ込んでしまい、桐生の工房に行く度にロッド作りの魅力や作り方を教わるうちに、じぶんでも羽舟竿のようなロッドを作りたいと思うようになり、だんだんのめり込んでしまいました(^^;)
さあ、この竹からいったい
どんなロッドができあがるのか?ワクワクドキドキします♪
竹割。ナタ1本で細い均等な竹片に割いていきます。これがけっこう難しくて、だけどおもしろい(^^)
竹片はブランクになったときに曲りが出ないよう、強度が落ちないよう、配列を考えたり、節をずらしたり、けっこう頭を悩ませます。このパズルが完成したら切り揃えて、第一段階終了。
ここまでで土曜日は終わってしまいました。
本日は留守番兼ねて火入作業。
遠赤外線で竹の芯までじんわり熱が入るよう、火鉢の炭火で炙りながら、同時に竹片の曲り癖を取って真っ直ぐに直します。これがめちゃ難しい・・・(>_<)
2ピースロッドで12本の竹片があります。竹って真っ直ぐなものというイメージがありますが、実際はぐにゃぐにゃのジグザグ状態です。ひたすら根気勝負です。
生の竹は曲げるとそのまま曲がったままになるのですが、刀の焼き入れと同じく、竹も火を入れると、曲げても元に戻る復元力というか弾力というか、反発力というか、、、そういう性質を与えられます。
トンキンケーンでは低温のオーブン加熱で使える状態になるのですが、真竹の場合、オーブンではうまくいかないようです。
ロッド2本分やったら夜になってしまいました(+_+)
本日はこれにて終了!!
by troutriver
| 2012-11-11 18:21
| making of 鱒幸竿